花と音楽のある暮らし

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2021年12月22日水曜日

冬至の日

今日12月22日は冬至の日。
朝6時半には東之宮古墳に到着したが、駐車場はほぼ満車。


なんとか停められて急坂を登る途中に振り返ると、月明かりが木曽川や犬山城や市街地を照らし、青く澄んだ世界を作り出している。

落ち葉の積もる小道を登り、すでに陣取っている先客たちの後ろに回って日の出を待つ。

この東之宮古墳は犬山市を含む旧丹羽郡「邇波(にわ)」の王の墓で、愛知県最古・最大の前方後方墳と言われている。
冬至の日には後方部の真ん中から眩い陽の光が昇ってくる。

今日は若い女性が多い。小学生くらいの子供も何人かいる。仲間同士誘い合ってきたのか和気あいあいと話し合ったりしながらスマホを用意して日の出を待っている。

10分前になると市役所に人が来て、古墳と日の出の方向を簡単に説明してくれた。
この場所から見渡せるすべての地域を治めていた王の墓です。
古代はこの冬至の日が「はじまりの日」で、今日から新しい一年が始まります。
まもなく日が昇ってきますが、後方墳の下には王様が眠っていらっしゃるので登らないようにして、ここで静かにお待ち下さい。




スマホのカメラでは捉え切れないが、眩いばかりの黄金の光が差し込んできた。
辺り一帯が荘厳な空気に包まれる。
「おめでとうございます」の声もあちこちから湧き上がる。



冬至といえば「ゆず湯」が定番。


我が家の風呂にも、ゆずを浮かべた。
ゆずにしては結構大きいのを3個。
ちょっと数が少ない気もするが、伝統を守るなんて大げさなものでなくても、ちょっとした気遣いは嬉しいね。

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