中日新聞に豊臣兄弟関連の講演会の記事があった。
江南市が発行するチラシのQRコードを読み込むと応募できると書いてあったので、江南市役所の商工観光課にいってチラシをもらい、5月1日に申し込みをした。
限定250名ということで、すぐに申込受付・参加承認とはならなかったが後日参加についての案内がメールで届いた。
13:00~14:40
すいとぴあ江南1回多目的ホール
講師:奈良大学文学部史学科教授 河内将芳氏
12:25には会場に到着したが、すでに受付が始まっているどころか200人近い長蛇の列ができている。
駐車場の混雑具合を心配して早く来たのか、前のほうの席を確保しようということか。
受付を済ませホールに入るとずらりと並んだパイプ椅子の4分の3くらいがシニア層で埋まっている。
5席ごとに間をあけながら横に20席。縦に13列。
13時5分前に担当者の挨拶と講師の紹介があり、写真や動画の撮影も講師から許可が出ていると知らされた。
教材として6ページに及ぶプリントを受付で手渡されていたのだが、教授は「それは持ち帰って見直していただくとして、スライドにしてきたので前のスクリーンを見てください。」
プリントは文字情報だけだったが、スライドはカラーで肖像画や古文書が多数出てくる。
秀吉や秀長のイメージは後世の<編纂物>と呼ばれる読み物によって定着してしまうことが多い。物語や演劇の世界ではそれでも良いが、史学としては当時(同時代)の人々が記した古文書・古記録(日記)などを中心にできるだけ一次史料を採用していく。
ということで様々な史料を提示し、秀吉と葉栗郡の関係の深さを探っていく。
「飛保村雲(飛保・村久野)」や「曼陀羅寺」それに「丹羽」「宮田」などこの近辺の地名が重要な古文書に記載されている。
1時間半ほどの講演が終わり、質問タイム。
参加者からは「蜂須賀小六の出生地というのもこの近くにあり。前野長康の屋敷も現存しているし、生駒の方の屋敷も・・・」というような話をした。
江南市のボランティアガイドをされているという方からは「私たちがガイドしているのとは違うお話が聞けた。」という感じかな?
小学生くらいの男の子からは「最初に秀吉にも弱いところがあるという話を聴きましたが、秀吉の弱いところはどこですか。」
教授は「一番難しい質問が来ました。
秀長に家督を譲ると言っていたのに鶴丸が生まれるとすぐに気が変わったり、その後も秀頼が生まれる前には秀次に関白職と跡継ぎの座を譲っていたのに秀頼が生まれると切腹に追いやった。というところが秀吉の弱さですね。」
全部は聞き取れなかったし覚えてもいないが、大体そんな感じの質問コーナーだったと思う。
NHKの「豊臣兄弟」は仲野大賀演じる秀長と池松壮亮の秀吉の兄弟愛や頓智の聴いたコミカルな演技で、毎週楽しみに観ている。
従来からの大河ドラマファンには「軽すぎる」と感じる人たちもいるようだが、私としては難しいことは何もなくお酒を飲みながら気楽に楽しめる大河ドラマ。
信長の小栗旬も竹中半兵衛の菅田将暉も含め、適材適所のキャスティングだと思う。
家康・信長・秀吉の郷土三英傑はもとより、今回取り上げられた秀長や蜂須賀小六ほか、この地方で活躍した人たちが輩出しているのは誇らしい。




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