13.08.18乗鞍スカイライン |
2日連続の乗鞍ヒルクライムに向けて、簡単なストレッチのあと9:00就寝。
睡眠を十分とって、元気を回復して5時に目覚めようとしていたのだが、計画は失敗。
無意識のうちに脚や臀部の筋肉をほぐそうと、体を揉み始めて何度も目覚める。
昨日のエコーラインが標高差1260mの21km(6%)に対して、スカイラインは1522mの21km(7.2%)。
今は眠ることだけ考えようと思っても、本当に走りきれるのか気持ちが高ぶってしまうのだ。
ヒルクライム乗鞍スカイラインの集合場所は朴の木平第3駐車場。
スキー場のコスモス畑をちょっと覗いてみたり、受付準備を手伝ったりしているうち、一人先にスタートするというトミカワさんを、みんなで励ましたり心配したりしながら送り出す。
仕事の都合で昨日走れなかったMETALさんはスカイラインをゴールしたあとエコーラインを上るというダブルヘッダーの予定。
去年はくものたいらさんと競い合ったが、一人きりではどんなモチベーションで走りきるのだろう。
開会式で注意事項を聞きながら、同じカチューシャジャージのシマウマ男さんと一緒に写真を撮ってもらう。
一人はトップグループ、もう一人は最下位グループだけど、こんなふうに気遣ってもらえるのは嬉しいね。
スタートから飛び出していく多度山の山田さんを、ドグマに乗ったこるなごさんが、ペースをコントロールしようと視界に捉えている。
先頭集団を形成しようと位置取りを定めている選手たちとは別に、カメラが狙ったわけでもないのに、近づきすぎてフレームに収まりきらないほどのシマウマ男さんのドアップが飛び込んできた。
どこにピントが合っているかはカメラまかせで、一応全員がスタートしたところですぐに後を追う。
156号線に出て、車の合間を見て集団を2つ3つパスすると、T野親の牽く列車に付いた。
T野息子がボトルをキャッチミス。
すぐに追いついてこいよと声をかけて前に出たが、本当にすぐ追いついて、その勢いでどんどん前に行ってしまう。
開会式の頃は曇っていて、ヒルクライムにはちょうど良いと思っていたが、日差しが強くなり、影が真っ黒に見えるほどのコントラスト。
道路の右側には日陰ができているが、こちら側はずっと日向。
前を行く誰かが足を付いたら、同じように止まってしまうかもしれない。
電ちゃんやトッシィーさんに抜かれ、一度は抜いた女性にも抜かれるが、これ以上速くは走れない。
腰の痛みもさることながら、尻が痛くなってきた。
どっしりと座りすぎているための圧迫痛と、サドルに当たる擦過痛。
適切なポジションをとることよりも、痛くない場所をさがしながらペダルを踏むしかない。
肩や二の腕も力みすぎて痛い。
スタート前に飲んだ冷たい缶コーヒーのせいでトイレにも行きたい。
これだけ大量の汗をかいているのだから気のせいだとは思うが、脳がそういう指令を出してくる。
14kmくらいの地点の長い直線は10%以上の勾配。
せめて日陰のところまで行きたいが、ずっと先まで日陰はない。
そのうち腕の筋肉に震えが来ている気がして自転車から降りる。
ほかのグループの人たちが、この坂のことを話しながら楽しそうに上っていったあと、脚や腕の筋肉をほぐすように、300mくらい歩く。
ここまで来れば前進あるのみと、エッチラオッチラ上っていくと、こるなごさんとシマウマ男さんが下りてきて、激励してくれる。
もうあと1kmちょっとだよー。シマウマ男さんが笑顔で両手を挙げて下っていく。
その先すぐヘアピンカーブなんだけど。
もう1つコブを越えるあたりでM野さんを抜き返し、最後はアウターにしてゴールまで駆け込む。
今日はゴール係の電動マンさんの第一声は「遅かったねー」
ガーミン夫妻やトッシィーさんにも同じ目で見られる。
そう責めないでね。尻痛と戦いながら生き抜いてきたんだから。
タイムを記録したあと飲み物やお菓子を勧めてくれるのだが、なまぬるい水しかない。
昨日のうちに酒屋で買ってきてもらった「お茶」と「なっちゃん」を送迎バスの冷蔵庫に入れて、今朝バスが走り出す時に運転手さんに、「ちゃんと冷えるよね」と確認した飲み物のことを、だれも気づいていなかった。
受付のだれもが不審に思いながらも、誰も口に出して言わないまま時間が過ぎてしまったようだ。
自分より先にゴールした人は残念だったが、それ以降の人は長時間のヒルクライムご苦労さんということで、好きなだけ飲んでもらえた。
9noQさんとトッシィーさん、つくさんと4人で朴の木平までダウンヒル。
ヘアピンカーブのところで、道を間違えて平湯に下り、上り返して歩いているトミカワさんと、サポートしているヒゲオヤジさんを発見。ゴールの電動マンさんに連絡。
下りはゆっくり、ゆっくりと言っているのに、つくさんが先頭に出ると超特急で行ってしまう。
自分のようにブレーキかけっぱなしの人間にはとても付いていけない。
途中から先頭交代。自分が先頭で走れば、みんな同じくらいの間隔で走れる。
観光バスが前に現れると抜くに抜けないし、排気ガスに苦しめられる。
バスよりは自転車の方がカーブの多い下りは速いが、安全第一でゆっくり行きましょう。
平湯峠から朴の木に向かう山道でパーンと音がして、つくさんパンク。
ブレーキングの熱で、という話もあったが、噛んでいたのかもしれない。
いずれにしてもそういうこともあるから下りはゆっくりと。
2日間とも天候に恵まれて、タイムや順位はともかくいちおう完走できたし、景色も人との交流も、すばらしい乗鞍だった。
今後また、もし2日間連続のヒルクライムなんてことをやるようなことがあれば、assosのシャーミークリームが必需品だな。
せっかく持ってきたイナーメのアップオイルも、バッグごと民宿に置いてきてしまったし。
疲労回復剤は必要か?
スタート前の缶コーヒーは封印すべし。
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2日間お疲れ様でした!
返信削除ペースをコントロールなんて全然考えてませんよ(^_^;)
今回は集団について行く元気がないので完全にマイペースです(笑)
てか、みなさん夜早いんですね~
こるなごさん
返信削除お疲れ様でした!
夜更かししても飲みすぎでもこのタイムって凄いですね(驚)
走って汗を流したあとはまた( ^^)/▽▽\(^^ )ですね。
って、そのために走ってるんですかー?
二日間の走行お疲れ様でした。
返信削除これはとても真似出来ないですよ、
私は前日の走行でヒルクライムには向いてないのを実感しました。
やはり長距離派でいよ~っと、^^;
実はこの日の翌日に朴の木平から乗鞍スカイラインを上ったのですよ、
ロードじゃなくてバスでですが、^^
2日連続はやっぱり大変そうですね・・・勾配も1%違うとかなりキツくなるのでしょうか。
返信削除エコーラインを走った日、エラそうに「明日は三国山」なんて言ってましたが、やっぱり 脚が重くて足助の少し手前までウロウロしただけで引き返してきました(汗;)
スカイラインは エコーラインと景色が違いますね、山が近い、というか。こちらも走ってみたいですが・・・鉄人「ダイエットするまで山は行かない」と言ってます(笑)
☆うっさ☆さん
返信削除向いていないといえば、私なんぞヒルクライムもロングも向いてないんですが、こうしてイベントに参加して、和気あいあいとやってるのは楽しいです。
乗鞍スカイラインをバスで上って、ご来光ツアーですか?それとも剣ヶ峰まで?
上りが遅くて下りは超特急のつくですm(_ _)m
返信削除脚付き無しで上れたので自分では大満足です。来年はエコーラインも走りますよ!
YOSHI
返信削除偶然宿が同じで、楽しい夕食時間を過ごす事が出来ありがとうございました。
還暦の身にヒルクライム2日連チャンは厳しかったです。
2日目は体も重く長い直線の上り坂では、心も折れて何度歩いたことやら---。
しかし、2日とも晴天に恵まれ景色も良く最高のヒルクライムでした。
秋さん
返信削除スカイラインは平湯峠からの15kmがちょうどエコーラインと同じくらいの強度だと思います。
朴の木平から平湯峠までで脚を使ってしまうので、そのあとがきついです。
って鉄人にお伝えください。秋さんなら大丈夫です。
その代わり、ダウンヒルはスカイラインの方が気持ちいいですよ、きっと。
つくさん
返信削除お疲れ様でした!!
脚付きなしですか!さすがブルベで鍛えてますね。
来年はエコー・スカイ両方ですか。楽しみですね。励みになります。
(なるべく)脚付きなしでゴールしたいなあ!
YOSHIさん
返信削除同宿できて楽しかったですね。
2日連続は厳しいですね。
特に序盤の朴の木平から平湯峠までがきついので、なんでこんなことやってるの?って思ってしまいますよ。
でも、脚付きしようが押し歩きしようが、上りきったら気分晴れ晴れですよね。
特に今年は気持ち良い好天でした。
また来年も期待してしまいますね。
実はMETALさんと一緒に午後エコーラインを走らせてもらいました。帰ってから3日間脚が戻りませんでした...
返信削除今回からFOCUS IZALCO乗ってます。本宮山参加しますので、FOCUS勢で走りましょう~
イザルコさん
返信削除ダブルヘッダーお疲れ様でした!
METALさんと一緒に走れる方ですか?
じゃあIZALCOが生きますね。
私は当分CAYOです。
スタート写真、写ってましたか?
本宮山で見かけたら声をかけてくださいね~。