花と音楽のある暮らし

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2017年7月9日日曜日

夏の特別プロジェクト

土曜日のフルートレッスンは大失敗。
「ブーケ・20の二重奏曲」の9番、Cis-moll(嬰ハ短調)の9/8拍子。

ちゃんと練習はしていったんだが、確かに長さの感覚や高音への飛び方、逆に高音部のミから2オクターブ下のミに下りたあと・♯ソ・シ・♯ソ・シ・ミ・♯ソ・シ・ミと上がっていくときにちゃんとした音にならないのが気になってはいた。

それどころか、いざ始めてみると、先生の伴奏に気を取られて、付点二分音符をどこまで伸ばしたりいいか訳がわからなくなってしまった。
要は9/8拍子がまったく理解できていないようだ。
もう1週間、メトロノームを使って長さを修正していこう。



探していた花の名前を、タロウちゃんに問い合わせたところ、翌朝には返事をくれた。
やはり「フロックス」だった。
フロックスは一年草のものや多年生のものも含め、何十種類もあるそうで、昨年、種で購入したものはひょろひょろっと地面をはうような感じだったが、今回は耐暑性・耐寒性も◎の宿根フロックスの苗にたどりついた。

夕方、草取りをしながらフロックスの植え込み場所を確保していたところへ宅配便で苗が届いた。


草丈60cmほどもある、元気な苗。
蕾もしっかりついていて、場所が気に入れば数日で花を咲かせてくれるだろう。




日曜日は北條さんから情報を得た、岐阜のサラマンカホールの「夏の特別プロジェクト」。
その中で、フルート・バイオリン・オーボエ・ホルンの公開レッスンの受講生と、聴講生募集、というのがあって、(もちろん聴講生の方に)申し込んでいた。


10:00~12:00
フルートの部はサラマンカホールのロビーにパイプ椅子が50席ほど並んでいる。
受講生は高校生2名と音大生1名の3名。
講師はこのあとモーツアルトの演奏会を控えた工藤重典さん。

一人目の高校生が、ライヒャルトのファンタジー・メランコリーク
二人目の高校生は、ボザのイマージュ
三人目の音大生は、カルクのソナタ・アパッショナータ
という、いずれもコンクールの課題曲のような、テクニックを重視した長い曲。
ほとんどプロを目指すような人たちだ。

それでも本当のプロの工藤さんは、微妙な音程の狂いや音の飛びが全部わかってしまうようで、細かなところまで丁寧に、時にご自分でも吹いて聞かせる。
一人あたり40分。ちょうど12時に終了。




昼食はちょっと足を伸ばして岐阜大近くの中華料理屋「福亭」。
最近よく話をする機会があるフックンのお兄さんが経営していると言うので行ってみた。
日曜日だというのに、台湾ラーメンと麻婆飯のセットで720円はお値打ち。


サラマンカホールに取って返して、受講生によるミニコンサート。
レッスンを終えた受講生がその成果を試す機会。
往復に時間がかかってしまい、オーボエとフルートの各1曲しか聞けなかったが、普段なかなか味わえない貴重な体験だった。

もっとも、期待していたのは、身近な存在の初級レベルの受講生が、公開レッスンのあと「おおー」っと言うくらいに変貌する姿だった。
まあ、なかなかそんなわけにもいかないだろうから、自分はへたなりに地道に練習していくしかないだろう。
直近の問題として、来週は「ブーケ・20の二重奏曲」の9番で○をもらえるように頑張らねば。






6 件のコメント:

  1. 公開レッスン、参加されたんですね!
    少しでもお役に立てて嬉しいです。

    演奏会にはちょくちょく行きますが、毎回どっさりパンフレットを
    もらいますのでまた何か情報ありましたら書きますね。

    ところで「ぶらあぼ」ってご存知ですか?
    WEBも小冊子もありますが、クラシックのコンサート情報が
    かなり詳しく書かれてます。小冊子は無料でもらえますので
    参考にして下さい。この辺りですと、サラマンカホール、
    芸文センター、しらかわホール等、主要なホールには置いてあります。

    ところで、山田さんはピアノには興味ありませんか?
    9月の9日、可児のアーラでわが各務原市のスーパースター
    上原彩子と新日本フィルのコンサートがあります。

    普通のコンサートならあまり興味はないところですが、
    30人限定でゲネプロを鑑賞できる!というので速攻で
    申し込みました。

    可児の田舎のコンサートの割には7000円と少々お高い入場料ですが、
    上原彩子が聴けるのだからまあいいか…。

    もし興味があれば是非。

    http://www.kpac.or.jp/event/detail_738.html

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    1. 北條さん
      情報ありがとうございました!
      折角の機会なので公開レッスンだけでなく、工藤重典さんのフルートとヴァイオリンも聴いてくればよかったんですが、「公開レッスンの聴講に参加して14:30くらいに帰る」と言って家を出たので、本当にそのようにして帰ってきてしまいました。
      その辺が融通のきかないところ。
      クラシックコンサートはたまたまチケットを貰ったりして数回行った程度です。
      若い頃はジャズを聴きに行ったりはしましたが。
      フルートももともとはジャズの中で使われている(チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーなど)がたまらなく好きだったんです。

      ゲネプロって初めて聞きましたが、リハーサル・練習風景って、公演そのものより興味深いですね。

      「ぶらぼあ」検索してみました。
      中部エリアだけでもたくさんコンサートがあるんですね。

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  2. とても、精力的に音楽活動されてますね。
    昨夜、弦楽四重奏のコンサートに行って来ました。プロの演奏は、当たり前ですが、音が綺麗です。私は、あまりクラシックを聴かないので
    長い曲は 疲れます。カトーサイクルのレジの女の子は、音大出で ビックバンドをやってるので
    一度 行こうと思ってます。

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    1. m ルックロさん
      私もクラシックファンというわけではないので、長い曲は飽きてしまいます。
      でもプロの演奏は音もきれいだし、不思議なくらいにぴったり合っていますね。
      自分で吹くときは、その時々で音程も長さも変わってしまいます。
      カトーサイクルのレジの女の子が音大出! ビッグバンド!
      楽器は何でしょう?
      近々、演奏会があるんですか?

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  3. 9/8拍子をメトロノームでどう合わせてますか?基本は3/8を1拍ととらえた3拍子でカウントするんですが。多分ゆ~っくりとしたワルツ調の弾むようなリズムだと思います。
    長年打楽器をやってましたので、今年の夏も近所のウクレレ仲間と海の家ライブやります。木琴と打楽器いろいろ遊んでます(^^)

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    1. タロウちゃん
      9/8の練習曲のメトロノームについて、写真のほうが判りやすいと思ってブログ記事にしました。
      楽器をやっていて理想とするところは、近所の仲間と一緒に遊べるところですね。
      そんな感じで楽しめるように精進します。

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