花と音楽のある暮らし

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2017年8月26日土曜日

17.08.26 今日のフルートレッスン

ブーケ・20の二重奏曲は14番
G-moll ト短調 ♭2つ。
ソシラソラーミと始まるので、変ロ長調かと思ったら、変ロ長調の位置から数えると、ラドシラシーファとなる、ト短調のゆったりとした曲だった。

練習では二段目の8分音符のスラーが連続する辺りから息が続かなくて、1小節ごとに息継ぎをしたくなるというのが解決されないまま。
他の部分は暗譜して、ほぼ問題ないだろう。


レッスンで、フラット2つと、3/4の曲であることと、Adagio(ゆるやかに)を確認して吹き始める。
16分音符や三連符に注意をはらい、いよいよ8分音符のスラーの連続からシーー、ドーー、レーレ。やはりブツブツ切れてしまう。

しかし先生に指摘されたのは、そこよりも、高音に上って行って下りていくところにクレッシェンド・ディミヌエンド。
5段目のソシレソシレソと駆け上がっていくところは高音になるにつれ圧を掛ける。
といったところ。

先生の第二フルートと合わせて吹いていく。
たまに自分の位置が分からなくなっても、すっかり暗譜していたおかげで、いい感じで進んでいく。
まだ第2フルートの音を聞き分けるゆとりはないが、不思議にタッチミスもなく吹き終えた。

もっともこの短い曲。
1週間練習してきたのだから、ちゃんと出来て当たり前と言われてもしかたないが、大きなミスなく吹き終えるのは、何回かに1回しかないような確率。




自由曲はヒーリングミュージックの中から「やさしい気持ち」東儀秀樹さんの作曲。
CDの伴奏もゆったりと美しく、気持ちよく乗っていける。
それなのに、付点二分音符と8分音符がスラーで繋がったあとの16分音符のレミを早く出過ぎてしまう。
練習の時は、CDに合わせようとすると、遅れまいとする意識が働くのか早く出過ぎていたが、メトロノームで修正したつもりだった。

しかし本番でも、息をしっかり吸って4小節を吹ききろうとか思っているうちに、やはりカウントが分からなくなって早く出てしまった。
伴奏の音がちゃんと聞こえていないというのが不思議なくらい。
リピートのあとは何とか大丈夫だったので、おさらいをして○をもらう。

もう1曲はシチリアーナ。
シチリアーノと言ったり、シシリエンヌと言ったりするのもイタリア語だったりフランス語だったりで、同じく「シチリア風の」という意味らしい。
そこで、いろんな作曲家が同じタイトルをつけるので分かりづらい。

今回の曲は、16世紀イタリア曲となっていて作曲家名がないが、テーマ部は聞き覚えがある曲。
牧歌的でいかにも古い感じの曲で、テーマ部に聞き覚えがあると言っても、繰り返しの音を少しずつ変化させているので暗譜ができない。
今日はCDなしで吹いてみた。
指摘されたのは「16分音符をあたりまえに刻んでしまうと、16世紀のイタリアの石畳の感じは出ない、少しテヌート気味にしっとりと」というもの。
さて、来週までにそんな情景が思い浮かべられるようなところまで持っていけるかどうか。


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2 件のコメント:

  1. YMDさん、こんにちは!

    フルートのレッスン、お疲れさまでした。

    シチリアーナ(シチリアンヌ)と言えば、「フォーレ」を思い浮かべますが・・・
    どうなんでしょうかね?
    たくさんの作曲家が同じ名前で作っているかもですが、
    元々は、イタリアのシシリア地方の古典民謡からなのかもですね!

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    返信
    1. じぃじさん、こんばんは。
      フォーレのシシリエンヌ(シチリアーノ)は、どのフルート名曲集にも出てくるような美しい曲ですが、転調したあと、♭♭が出てくるところで意気消沈。
      こりゃだめだと思ってしまうんです。
      元々が♭♭や♭♭♭なのに、どころどころ♯が付いたり♮記号が出てきたりするので難しいです。
      でも是非挑戦したい曲ではあります。

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