花と音楽のある暮らし

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2022年4月5日火曜日

ちごりんの里でミツバツツジの観察会

たしかミツバツツジの観察会があると新聞に出ていたはずなので、ネットで調べてみた。

小牧市の「わくわくガイド」に案内があった。


今がちょうど満開の時期だろうと、午後1時の観察会に出かけた。
児神社の駐車場を利用するようになっているので、車のナビに入れようとしたのだが、該当する場所がない。
スマホのgooglemapには出てきて一安心。
「野口大山」の信号から左に折れて山の中に入っていく。

ところがそれからすぐにナビが不安定になり、右折、左折のいい加減な指示を出し、画面を見ると現在位置があちこちに移動している。
ナビに翻弄されながらぐるぐる回っているうちに児神社ののぼり旗を見つけ、きっとこっちだろうと山道を登っていく。

結構な勾配の道を、自転車で登っていく人もいる。
そういえば昔、大口のイームーさんが「稚児の森」をヒルクライムの練習場所にしていると言っていたが、それがここだった。




ほかの参加者も上ってきて、午後1時まで待っていたが、担当者らしき人は来ない。
「下の方に大勢集まっていましたよ」と聞いて、勘違いに気づいた。
駐車場は「児神社の駐車場が利用できます」というだけで、集合場所はあくまで「ちごりんの里」の入口だったのだ。
すぐに担当者に電話をして待っていてもらおうと思ったが、圏外で電話は通じない。
急いで10分ほどの道のりを下りていくと、奥に進みかけていた人たちが止まって待っていてくれた。





ミツバツツジの群生を前に、担当の橋本さんのレクチャーが始まる。
最初にこの群生を見つけてから、小牧市や愛知県に働きかけながら、仲間とともに余分な樹を伐採して日当たりを良くしたり、歩道を拓いたりした苦労話や、最後には県知事、名古屋市長から感謝状をもらったことが励みになるという言葉も出てきた。

ただし、完全に無償のボランティアなので、募金をして弁当代に当てたいということだ。
「SDGs」や「生物多様性」ということにも意欲的に取り組んでいるようだ。





階段や橋などの道普請もすべてボランティアの手によるもの。


すり鉢状の斜面に見事に満開のミツバツツジ

ピンクのミツバツツジと白い山桜、若葉の緑に澄んだ青空

ミツバツツジの仲間にもいろいろあって、ここのミツバツツジは「コバノミツバツツジ」という名前がついている。小さな葉が3枚付いているところから名付けられた。

一番高いところにあるミツバツツジが10輪程咲いたのが3月23日で、開花宣言をされたそうだが、4月に入って今が満開の時期。
この観察会は4月10日までなので、そのあとは花が落ちて新緑の葉(小さな3枚の葉)が出てくるのだろう。
そうするとピンクの絨毯から緑の絨毯に変わると言うことだが、一般の人が勝手に入る訳にはいかない。

それにしても、思い立って直ぐに行動に移したのが功を奏して、穏やかに暖かく、澄んだ青空のもと、満開のミツバツツジの群生が見られた。
いろいろ情報をキャッチして参加してみるのは楽しいものだ。



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