初日の今日は雷雨のなか、岩倉市ふれあいセンターに向かった。
教室に入ると、テーブルが白く新しいのになって円形に並べられていたので、随分イメージが変わっていた。
基礎講座終了者17名のうち、受講者は15名。
講師は聾者のAさんを中心に、岩倉のNさん江南のSさん。
Aさんからの4つのお願い。
教室に入ったら手話で会話すること
分からないことは隣の人に聞くのではなく、手を上げて講師に質問すること
来週からはテーブル並べの担当者は6時40分までに来ること
もう一つは何だったっけ?(やっていくうち分かってくるだろう)
一人ずつ自己紹介
1)あいさつ
2)名前
3)住所
4)所属するサークル
5)そのた自己PR
私の番が回ってきて、
「・・・所属するサークルは江南市のあけぼの会。」
「でも最近休んでいます。理由は最近息子が店をオープンし、土曜日はそこで飲んでいるから」
質問が来た。
「サークルの名前がわかりません」
ゆっくりと表現する。
指文字の「こ」に「暑い・南」の手話で「江南」
水平線から太陽が昇る形で「あけぼの」それに「会」
「江南市のあけぼの会」
全員の紹介が終わって、講師からは発表に対して間違った表現の修正や、言葉の解説があった。
Aさんの説明だけでは読み取れないところもNさんやSさんが補足してくれて、この3人の講師の布陣もなかなか悪くない。
休憩時間を挟んで8時5分から再開。
「サークル活動の行事の担当になった人はその話をしてください。」
サークルには入っていてもまだ行事の担当をした人はそう多くないようだ。
女子大生のFさんは学校生活でも、手話サークルでも積極的に活動している。
耳の日のスピーチコンテストで敢闘賞を受賞したことも澱みなく話し、講師からも称賛されて発表を終わった。
私の番。
「私は江南市のあけぼの会で、7月にボウリング交流会を担当しました」
「大人・子供あわせて25名くらい」
「ガターをやったり、でもストライクも取ったり、楽しかったです」
A講師から
「ボウリングは昔は玉を投げる形でしたが、今は10本のピンが倒れる形で表現します」
「ホントですか、分かりました。これで終わります。」
席に帰ろうとしたら、S講師から待ったがかかった。
「さっき、息子さんの店がオープンしたという話をしましたね。なんの店ですか?」
ところが私は「ずっと前・・・」と言っているのだと思い、
というのもS講師は同じあけぼの会で顔を合わせる間柄なので、「ずっと以前にSさんに何の話をしたっけ???」
S講師「息子さんの店」
ああ、それなら解る。
「犬山にイタリアンレストラン(本当はイタリア風居酒屋)です。」
S講師「場所はどこですか」
私「犬山市中山町です」
S講師「わかりません。地図で説明してください」
私「説明が難しいので、来週チラシを持ってきます」
S講師「そんなことしなくていい(笑)。電車で行くと、駅はどこ」
私「犬山駅から歩いて7分くらい」
S講師「犬山駅の東?それとも西?」
私「東口です。」
S講師「そこからどう行くの」
・・・ここまで来てやっと鈍い私も、目的地までの行き方を手話で説明する練習なんだと気がついた。
私「東口をでてまっすぐ行くと信号。右に曲がってまっすぐ行きます。」
A講師から助け舟
「知ってますよ。『フロイデ』があるでしょう」
私(ほっとして)「そう、そう。そのまま歩いていくと電車の踏切。それを越えた右のところです。
S講師「あぁ、分かりました」
今後の講義の進め方についてA講師から説明があり、S講師が通訳してくれた。
へぇ~こんなこと言っているのがちゃんと伝わるんだと不思議な感じ。
いつになったら読み取れるようになるんだろう。
読み取りも指文字も、本当にまだまだ。
「スキルアップ講座では、一人前に通訳できるようにするのが目的です。」
真剣に頑張らねば!
右の時計が現在時刻、左の18分遅れの電車で帰ってきた |
どこかの踏切の安全確認を行っていたとかで、名鉄電車が遅れていた。
これはラッキー。こんなこともあるんだ。
おかげで乗れるはずもない特急に運良く乗れた。
これからしばらく水曜日はこんな生活。
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