来栖の巨大チャート

7月29日の中日新聞に「巨岩の絶景 豪雨の後に」という記事があった。

犬山市来栖の木曽川にある「来栖の渡し跡」に、豪雨の後、竹林の散策道が全部駄目になった。その代わり大水で土砂が流され、巨大なチャートが現れた。・・・という内容。


散歩がてら行ってみようと思い立ち、Googlemapで検索。
「来栖の渡し跡」が見つからないので「犬山古渡」で検索したら、桃太郎神社からの往復で5km弱、ゆっくり歩いても1時間程度。
平坦路だから、早朝散歩をしてきたカミさんでも大丈夫だろう。

桃太郎神社の鳥居前で拝んで、車を駐めさせてもらう。

パソコンで見たルートはスマホに転送しておいた。
スマホでGooglemapのナビ通りに進んでいく。
最後のところで間違えて、雑草の中に迷い込み、これ以上は無理と引き返す。

分岐点のところに戻ると、ちょうどそこに軽トラック。
降りてきたおじさんが「これからどこへ行くんですか」と話しかけてきてくれた。


おや、見覚えのある人だ。

「新聞に載っていた人ですよね？」と言ったら、パンフレットを出していろいろ教えてくれた。
せっかく4年かけて整備した川沿いの散策路が洪水でやられてしまい、今はすこしずつ直しているところ。コロナのせいでボランティアに集まってもらうのも難しく、個人個人が少しずつやっている状態。

「古渡への道はまだ整備されていないけど、観音瀬はここから行けますよ」と案内地図で教えてくれた。

観音瀬。対岸の山の上に猿啄城が見える

川岸にはチャート

飛沫が美しい観音瀬

「来栖の渡し跡」が少しでも見れないだろうかと案内地図と標識に注意しながら戻る。

二つ岩の看板を見つけて川の方に下りる。

竹林は洪水の被害

二つ岩

竹林の散策道

今回は散策道がまだ復旧できておらず、「来栖の渡し跡」には行けなかったものの、絶妙のタイミングで新聞に載った美輪さんに会って話を聞くこともできたし、チャートの岩石も確認できた。

川沿いの竹林の遊歩道が復旧されるのも待ち遠しいが、この来栖地区から鳩吹山方面に向けて何本もの山歩き歩道があるのも興味深いところ。

    

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