名古屋笛の会[特別演奏会]
久しぶりに目覚まし時計の音で起こされた。
一夜明けて、まだ魔法が完全に融けていない。
そうだ、昨日はいろんな事が起こった。
フルートフェスティバル出演のために、オアシス21でHifuminくんと待ち合わせ。
ハワイフェスティバルのイベントを横目に、「まこと家」で昼食。
「今日は楽譜スタンドが不要なので、こんなものを持ってきた」
と取り出したのは、私へのお土産と、過去のフルートフェスティバルのプログラム。
その中には「in Tokyo」のプログラムも。東京でも参加していた!
その他にもフルート雑誌。
エマニュエル・パユや湯原昌幸氏の特集、笛の会の重鎮・青木明氏の記事もある。
かなり以前の雑誌とはいえ興味深い。
集合時間まではまだ間があるので、ホールの内部を探検。
13時より20分前にリハーサル室に行けばいいと思っていたら、その時間はチューニングを済ませてコンサートホールに向かう時間。
慌ててフルートと楽譜を用意して、みんなの後を追う。
13時からはコンサートホールでの本番さながらのリハーサル。
これだけ練習してきてもまだ入りそこねたり、「1番カッコへ行くんだったか2番カッコへ行くんだったか」と吹きながら考えている。
リハーサルで良かった。本番では気を引き締めて臨もう。
オープニングのリハーサルを見てB2に戻る。
今年は「愛好家によるステージ」が早目のスケジュール。
愛好家によるステージ
「To the Sky of Hope(希望の空へ)~旅立ちの日に、翼をください」
リハーサルで入りそこねたところもクリア。pやfの使い分けやクレッシェンドやディミヌエンドも見逃さなかった。
その分、楽譜ばかりに目が行っていた。
最後のところはさすがに指揮者を見て、全員で呼吸を合わせる。
休憩時間中に「ゲストによるステージ」~小山裕幾氏を迎えて~をはじめの部分だけ見学させてもらう。
ちゃんと誘導係がついてくれたので迷路に迷わずリハーサル室に戻ることができた。
Hifuminくんがチェックしてくれるというので、恥ずかしながらフルートを構えて吹いてみた。
「う~ん」あまりきついことも言えないなあと困った顔で、落胆ぶりがわかる。
周りで練習している女の子たちは素晴らしい指使いできっちりとした音を出している。
あまりの違いに気落ち。立ち直れないかも。
tomoちゃんと打ち上げの話をしているうち、気がつけばもう6時。
そういえばお腹も空いてきた。
「参加者全員による大合奏」~Disney Parade Songs~は4パート。
ペアで使う楽譜は相手の女性のを使うことになった。
しかし運良く、すぐ目の前には練習会で指導してくれたプロのH田先生が体でリズムを取ってくれているので、入る場所を間違えることはない。
長い休みの間は指揮者を見、他のパートの音を聞き、頭の中でカウントする。
最後のフェルマータは指揮者を注視して、最後の「ラ」を勢いよく吹き込む。
大きな拍手に包まれる。
この素晴らしいコンサートホールで、フルートの仲間として大きなイベントに参加できた。
そして最後は参加者、会場のお客さんも全員で「エーデルワイス」。
去年よりフルートを持ってきたお客さんの数も多いように見える。
会場全体が大きなうねりとなって響き渡る。
この喜びをフルートに乗せて思い切り前面に出す。
このときばかりは自分のフルートもいい音が出ていると感じられた。
魔法はそろそろ解けてきた。
このへんで一旦中断してワインでも。
続きは明日、書けるかな。
応援よろしくお願いします(*^^*)
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