YouTubeで久しぶりにジャズっぽいのを聴こうと思って、たまたま見つけたのがハーモニカ奏者。
車椅子に乗った高齢のジャズマン。
フォークやロックでギターを弾きながらハーモニカも吹くというのは知っていたけど、ジャズのハーモニカ奏者は初めて見た。いったい誰だろう。
「ジャズハーモニカ」で検索すると、トゥーツ・シールマンスとスティービー・ワンダーがヒット。
そしてジャズハーモニカには、クロマティックハーモニカ、複音ハーモニカ、ブルース・ハープの3種類があることが解った。
ブルース・ハープはその名の通り、ブルース音階しかなく、10穴の小さなハーモニカを調ごとに持ち替える。その代わり適当に吹くだけでブルースになってしまう。
複音ハーモニカは1つの穴にリードが2つ付いていて、一人で吹いても伴奏が付いているように吹ける。
YouTubeで見たToots Thielemansさんのハーモニカはクロマティックハーモニカ。
これはスライドレバーを押すと半音高い音になる。
つまりこのハーモニカ1本持つだけで何調の曲でも演奏できる。
小学生の頃、ハーモニカは得意だった。
歌詞は知らなくてもハーモニカならすぐ吹けた。
と言っても半音階はないので、全部C調だったけど。
さっそくクロマティックハーモニカに照準を合わせて購入計画。
メーカーはHOHNER(ドイツ製)、SUZUKI(日本製)、TOMBO(日本製)がよく出ている。
なかでもHOHNERのChromettaというのは中国製で安価なので、初心者に向いているというので、これの14穴に決定。14穴は3オクターブ半の音域。
注文して2~3日で到着。
さっそく思いつく曲をいくつか吹いてみた。
低音域から中音域にかけてよく響く。狙った音をクリアーに出すことはできないけど、重音というのか複音というのか、アコーディオンのような伴奏付きの音は悪くない。
隣の部屋で聴いていたカミさんが、「デモ用のCDかと思った」と言ったのはもちろん褒め言葉だろう。
YouTubeにはクロマティックハーモニカの講師(特に女性)が大勢いて、吹き方の初歩から教えてくれたりする。
それを見ているとやはり、1音ずつクリアーに音を出すというのが基本。
Chromettaってひょっとしたら複音ハーモニカの部類なんじゃないだろうかと疑う。
ドイツ製のHOHNERが欲しくなった。
HOHNER Chrometta 14穴(3.5オクターブ) |
HOHNER Chromonica 280C MADE IN GERMANY 16穴(4オクターブ) |
上がChrometta(中国製) 下がChromonica 280C(ドイツ製) |
HOHNER Chromonica 280C MADE IN GERMANY
16穴の PROFESSIONAL MODEL
この小さな楽器でフルート以上の4オクターブの音域。
低音部は初心者には難しいと言われているが、そこはフルートで腹式呼吸で吹くことお覚えた身としては難なくこなせる。
しかしやはり1音ずつクリアーな音を出すというのが難しいし、「ベンド」とか「ビブラート」とか「フェイク」とかのテクニックを身に着けていかなくてはいけないらしい。
それ以前に、スライドレバーを使った半音は#はともかく、♭に対しての頭の切り替えが難しすぎる。
自分には子供の教材用のハーモニカが見合っているかも知れない。
新しいことに挑戦するのは困難がつきまとうが、それだけ楽しみも大きいと期待する。
YMDさん、こんにちは!
返信削除ご無沙汰致しておりました。
サボっていたブログ、復活致しました。
またどうぞよろしくお願い致します。
ハーモニカ!
懐かしいですね!!
今は小学校では使っていないですよね・・・
リコーダーと鍵盤ハーモニカですね。
各調12本揃えて持っている人がいましたが、
途中で転調したら、急いで持ち帰るのかな?
ポチ
じぃじさん、コメントありがとうございます。
削除春の息吹とともにブルグ復活されましたか。
またよろしくお願いします。
YAMAHAは鍵盤ハーモニカに移行して普通のハーモニカからは撤退してしまったようですね。
KAWAIもなく、SUZUKIがドイツのHOHNERと競っているようです。
ブルース・ハープは12本揃えて売られたりしていますね。
きっと他のパートが演奏している間に持ち替えるんでしょうね。